佐伯獣医科病院

病院紹介

2024/1/10

寒中お見舞い申し上げます。

昨年は大変にお世話になりました、本年も何卒よろしくお願い致します。
寒さが厳しくなってまいりましたが、皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。
2年近く続く泥沼化したロシア・ウクライナ戦争でウクライナ方たちに平和の光も見えない中で、また新しい戦争の火種がどんどんと拡大し、尊い命が無残に失われていくことに怒りを感じる年越しでした。
新年早々に、日本においても天災や事故といったニュースが飛び込んできて、大きな不安感で暗い気持ちになってしまいます。今自分の出来ることをするしかない、毎日をとにかく大切に大事に生活して行こうとしみじみしている佐伯です。
皆様お体を大切にお過ごしくださいませ。

佐伯獣医科病院　院長佐伯良重

2023/1/1

新年あけましておめでとうございます。

皆様お変わりなくお過ごしの事と存じます。
Withコロナとなり、色々と規制緩和されてきて、世の中も色々な面で普通の暮らしを取り戻してまいりました。ロシアとウクライナの戦争も、こんなに長期化して、泥沼化し沢山のと尊い命が失われていることに、憤懣やるかたない思いです。一日も早く平和が戻りますことを祈るばかりです。

当院でも、小さい命が消えるのをオーナー様と共に見守り看取っていく日々ですが、当院を信用して、命を任せてくださるオーナー様と患者様には、心よりありがたく感謝しかありません。長く町の開業獣医師として仕事をしてまいりましたが、最後の時には、オーナ様とその子との長いお付き合いの思い出にいつも胸がつぶれる思いです。お星さまになった子たちには心より感謝している毎日です。

当院のスタッフも皆様もコロナのワクチン接種等が済んで、感染者の数が減って少し安心して過ごせる状態になってまいりました。

新しい一年が、皆様にとって幸多き年でありますよう心よりお祈り申し上げます。

佐伯獣医科病院　院長佐伯良重

2021/12/1

皆様お変わりなくお過ごしの事と存じます。
当院のスタッフも皆様もコロナのワクチン接種等が済んで、感染者の数が減って少し安心して過ごせる状態になってまいりました。

佐伯は東京都獣医師会の広報委員長をしていますが、東京都獣医師会の東獣ジャーナル７月号にて、犬猫と人に関わる>感染症SFTSの特集を組ませていただきした。

去年からのコロナウィルスの感染爆発で、感染症の怖さについては、皆様の周知の所となりましたが、その陰に隠れて、メディア等で取り上げられることがほとんどない状態ではありますが、私たち人と犬猫に対して、大変脅威であるSFTS(重症熱誠血小板減少症候群)が東京にどんど近づいてきました。今年の３月には静岡県まで感染者が北上して来て、もはや東京においても、対岸の火事と言っていられない状況です。

また、６月には、過去の人の不明熱の患者症例の血清抗体検査とリアルタイムPCR検査により、2017年の千葉県70代男性からSFTS陽性が出たとの情報が届きました。
実は東京においても、対岸の火事ではなく火中なのだという事を再確認して、犬猫の命とともにオーナー様たちの命を守るためにも、当院においてもしっかりと予防に努めることを啓蒙していきます。

新しい一年が、皆様にとって幸多き年でありますよう心よりお祈り申し上げます。

佐伯獣医科病院　院長佐伯良重

2020/12/1

今年の初めに中国武漢から世界中へ広がった新型コロナウィルスの大流行、WHOのパンデミック宣言から約１年がたとうとしてますね。

日本においては、諸外国のような都市封鎖は免れたものの国民一人一人に自粛自制を要請することで現在に至っております。私たちが未曽有の事態に不安でおびえている間も、第一線で未知のウィルスと戦い続けてくれた医療従事者の皆様、行政関係の皆様、そして私たちの日常生活を守るために危険な中働き続けてくれた、物流関係や販売業などのエッセンシャルワーカーの皆様の勇気のおかげで、今の私たちの生活があることに心より感謝申し上げます。

子供たちが学校にも行けず、あちこちでクラスターが発生し、息を凝らして毎日を過ごした日々の中で、自由に行動できる有難さ、当たり前の日常を送れる有難さを再確認致しました。一方で、私たち人間による自然破壊が、今回のような新たな感染症発生の遠因のひとつである可能性も指摘されており、気候変動や食料問題を含む環境問題に対して、今を生きている私たちが今やるべきこととは何なのか、考えさせられた日々でもありました。

未来の子供たちのために、日本だけではなく世界という観点で世の中を見ていかなくてはとしみじみ考えさせられた日々でした。

新しい一年が、皆様にとって幸多き年でありますよう心よりお祈り申し上げます。

佐伯獣医科病院　院長佐伯良重

東京ドクターズに紹介されました！

佐伯良重院長のインタビューが掲載されました。

どうぞご覧ください。

予防について

ノミ・マダニの予防薬やフィラリアの予防の季節になりました。
東京都での予防期間は、5月から12月となります。
一度感染してしまうと、大変、怖い病気なので予防をお勧めいたします。
予防薬は、おやつタイプのおいしいものもあります。

〜ノミ・マダニ予防のお知らせ〜

暖かくなるとノミ・マダニが発生します。

アレルギー性皮膚炎予防のためにも、

定期的なノミ・マダニの予防、駆虫をおすすめします。

➡『ダニ媒介による重症熱性血小板減少症候群（SFTS)について』（トピックス１）

〜フィラリア予防のお知らせ〜

フィラリアはきちんと予防薬を投与すれば100パーセント防げる病気です。犬糸状虫（フィラリア）は蚊の媒介によって感染します。よってフィラリア予防は蚊が活動するシーズンに必要になります。蚊は気温室温が約14度以上になると吸血活動を開始し、ここ関東ではだいたい 5月下旬から１２月まで予防薬を投与すればよいでしょう。注意しなければならないのは、蚊の活動シーズンと同じではなく、蚊の活動開始1ヵ月後から蚊の活動終了1ヵ月後までが投薬期間になります。 1ヶ月ずつうしろにずれるのは、フィラリア予防薬は〝予防〟ではなく、感染後に対処する〝駆虫〟だからです。フィラリアの予防薬は要指示薬です。もらった薬をかってに飲ませることは危険です。 シーズン開始時には動物病院で処方してもらわなければなりません。前シーズンに飲み忘れがあり、気づかないうちにフィラリアに感染していた場合、駆虫薬の影響で死んだミクロフィラリアが犬の血管に詰まり、犬が突然死することもあります。また犬の体重によって投薬量が決められているため、薬の効果を出すためには正確に体重を計る必要があります。